今回入庫いたしました2007年式 EXIGE S は、トヨタ製1.8L直列4気筒2ZZ-GEにスーパーチャージャーを組み合わせ、221PSを発生。
車重は約930kgで、パワーウエイトレシオは約4kg/PS台前半。3.0Lクラスのスポーツカーと同等の加速性能を持ちながらその中身はまったく異なります。
同じS2世代のNAエンジン(192PS)は高回転域の鋭さが魅力でした。
一方こちらのSは、スーパーチャージャーにより中速域からのトルクの盛り上がりをしっかりと感じることができ、アクセルを開けた瞬間に間を置かずリアが押し出し、ドライバーの入力がほぼそのまま挙動へ変換される感覚が運転している実感と楽しさを増幅させてくれます。
電子制御に頼りすぎない機械としての反応の速さ。この凝縮感こそがS2世代の醍醐味といえます。
S3との違い——速さか、純度か

その後S3では、3.5L V6スーパーチャージャー(2GR-FEベース)を搭載し、350〜430PSへと進化しました。しかし車重は約1,180kgへと増加。
圧倒的な速さを手に入れた一方で、「1トンを切る軽量過給ミッドシップ」という純度においては、S2のEXIGE Sが実質的な最終世代となりました。
比較できる車が、ない
国産車では似たような性格を持ったモデルはほぼありません。
あえて挙げるなら現行のALPINE A110が思想的には近い存在。
ミッドシップに1.8Lターボを搭載し、車重約1,110kgで252PSという構成は、軽量スポーツへのこだわりという点でEXIGE Sと共鳴します。

しかしA110にはMTの設定がなくDCT限定であり、「ドライバーの入力をそのまま挙動に変換する」という感覚においては決定的に異なります。
また Porsche Cayman(2.7L)も価格帯では重なりますが、車重は約1,300kg台と大きく差があります。
【軽量。ミッドシップ。200PS超。MT主体。過給】
この条件を同時に満たす量産車は他に見当たらず、市場でも一定の価値を維持している背景があります。
さらに、今後このような条件を満たす新車が再び出る可能性は極めて低いという事実は無視できません。
数字では伝わらない”感覚”
EXIGEは合理性で選ぶ車ではなく、感覚的な車。
数値よりもステアリングを切った瞬間の反応、アクセルを踏み足した瞬間の押し出し、その一体感に価値を感じる方にこそ響きます。
正規ディーラーとして多くのロータスを扱ってきた中で、EXIGE Sは「軽量時代の最終完成形」に位置します。
V6世代の速さとパワーも魅力ですが、1.8Lスーパーチャージャー×930kgという凝縮感は、この車両でしか得られない特別な感覚。
今や唯一無二となり、市場にある台数も減少している貴重な車です。
また、クロームオレンジはS2世代を象徴する代表的カラーのひとつ。流通台数も多くはなくこの車の魅力を一段引き上げています。
条件が揃った良質な車両は年々減少しています。検討できるタイミングそのものが限られているモデルです。
ぜひ一度実車でお確かめください。
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